2007イタリアサマーファッション予報

frontstyleさんに書いてるおしゃれコラムが更新されました。今回はイタリアのサマーファッションチェックです。

2007イタリアサマーファッション予報
　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　イタリア在住ライター　小林 深藤

だんだん日も長くなり、夕方になると広場のバールはアペリティーボを楽しむ人でにぎわい、イタリアにも夏の到来を感じます。
今回はそんなイタリアから、今年のサマーファッション予報をお伝えします。

ボーダー旋風到来!!

今シーズン、街はボーダーのシマシマで溢れかえっています。
街を歩けば目にするのはボーダーアイテムばかり。
キャミソール、カットソー、ブラウス、ポロシャツなど、シマシマのストライプ模様ばかりです。
いろんなシマシマ具合、色の組み合わせが出ていますが、レディースは白×黒、白×紺、白×赤などのマリンテイストのものが多く、爽やかなマリンガール風スタイルがトレンド。

一方、メンズは緑、青、黄色、茶色など4、5色を取り入れたカラフルな派手めなストライプが多く、縞幅も太めのようです。

トップス以外にも、ワンピースやパンツに縦シマのストライプが入っているものもあり、細長のトリコロールストライプなんかは着やせ効果を期待できそう。
また、キャミソールやカットソーには部分的にボーダーが使われていたりもして、袖部分にだけボーダーワッペンが使われていたり、透かし模様でボーダーが入ったワンピースなど、ボーダーのバリエーションも様々です。
ボーダーキャミソールの裾にレースが付いているものもあったり、今シーズンでボーダーのイメージががらりと変わりそうな予感。

今シーズンのイチオシ

今年おしゃれな人達の間で見かけるようになったのが、着物風のワンピースや、マドンナとH&Mのコラボ商品で注目になったあのワンピースや、アメリカのカジュアルブランドbebe（べべ）などから出ている、シルク生地に黒のパイピングを効かせた、通称“キモノドレス”です。
大柄の花柄模様に、黒帯を巻いたようなパイピングの切り替えがあり、生地もつるつるのシルクなので、これ一枚でセレブ気分。
胸元もきれいに見せられるようにあいていて、黒帯でウェストシェイプもされているので、スタイル美人にも見えます。
短い丈のカットソーバージョンもあるので、パンツとも気軽に合わせられます。
お店で見かけたら是非試してみてくださいね!!

また、ディテールで注目したいのは、パフスリーブ×ボタンの組み合わせ。
ふんわりと広がったパフスリーブに、ころんとした丸ボタンが付いていて、フェミニンなやさしい印象を与えてくれます。
マリン系、ボーダー系のアイテムとも相性抜群で、かわいらしいマリンガールに仕立ててくれます。

さらに、ひもリボンも今シーズンのトレンドとして欠かせません。
ひもリボンをウェストあたりで結ぶブラウス、キャミソール、スカート、裾あたりの低い位置で結ぶワンピースなど、結び方も好みによって変えられるので、着るたびに新鮮なイメージ。
取り外しのできるリボンが多いので、TPOに合わせてリボンを使い分けることもできますね。

トレンド小物

最近よくみかけるようになったのが、ハートのチャーム付きの小物達。
ジップのところにエナメル仕上げのぷっくりとしたハートモチーフのチャームが付いていて、キュートなアクセントになっています。
例えばイヴ・サンローランからは、ピンクのポーチにお揃いのハートのチャームが付いていたり、H&Mからは白や、真っ赤なハートのチャームが付いたショルダーバックが登場し、どのお店でもすぐに売り切れてしまっています。
他のブランドからもまだまだ発表されそうなので、お気に入りのブランドの新作情報は要チェックですね。

また、バックはショルダーバックに新しいカタチが登場。
バックの口を折り返して、かぶせるように閉じるタイプのバックが登場し、レディース・メンズ共にじわじわと浸透中。
スポーティーラインからエレガントラインまで幅広く使われていて、新たなショルダーバックスタイルが確立されそうな予感。

夏はもうすぐそこ。
暑いこの季節、少し派手めなファッションで、大胆になった方が元気になれるような気がします。
今年もサマーファッションをめいいっぱい楽しんじゃいましょう!!

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